文豪にふれる
                             

夏目漱石と聞くと沈香(香木を)焚いた様な落ち着いた気持ちになります。
といっても私は、「こころ」ぐらいしか読んだことないのですが・・・

病に倒れ未完のまま世を去った漱石最後の小説「明暗」を
日本文学の研究をされている熊倉千之さんが、この秋「漱石のたくらみ」
と題して、この小説の結末を推理した単行本を出版されました。 



今夏、初めて軽井沢でお昼を一ご緒した際に、熊倉さんは原稿の最終チェックを
なさっている最中でした。
当然その時の話題は日本文学について
普段から正しい日本が話せていない、文学とは遠い生活を送っている私は、
話題についていけないような・・・

文学作品にふれてみたくなったのです。
それは熊倉さんの解説が良かったから。
早速、明暗を買いに書店へ。
未完作と聞いていたが、一番厚い本だった。
まずは、明暗を読んで、それから「漱石のたくらみ」を漱石コードの謎を解く、
漱石さんを感じる冬の夜の愉しみ。



漱石のたくらみ「秘められた明暗の謎を解く]
熊倉千之著
筑摩書房 ¥2200
| 喜   | 16:50 | comments (0) | trackback (0) |
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